どうも、アラフォー婚活ポジ子です
ご訪問ありがとうございます
コメントもありがとうございます
大好きさんって誰だろうって思ってくださっていた方がいたようで、また今度改めて、大好きさんやキンカン君の紹介記事を書きますね 。
ダンさんご夫婦のお話の続きです
ダンさんは、話しかければ普通にお話してくれますが、認知症がありました
昔の事も、家族の事も覚えているけど、最近の事がわかりません
どうして入院しているのかわからないから家に帰りたい。でも帰れない・・・
寝たきりで歩けないし、家に帰れないし、入院生活は、かなりストレスだったと思います
可愛そうでしたが、奥さんもポジもだれも、どうすることもできませんでした・・・。
ダンさんは東京生まれで東京の名門大学卒業後、大手企業に就職し定年まで働かれました
若いころは転勤が多く、奥さんとは関西で出会ったそうです
6~7歳位年下の奥さんと付き合って2年後に入籍されました。
ダンさんに、奥さんと結婚しようと思ったきっかけを聞いたことがあります
ダ「当時関西に住んでいて、お母さん(奥さん)に、東京の実家の両親に会ってくるように住所を書いて渡したんだよ。お母さんは、一人で新幹線に乗って両親に会いに行ったんだ。携帯電話なんてなかったから今と違って大変だったんだよ。お母さんが「会ってきました」と言って帰ってきたときに決めたんだ。」
と言っていました
奥さんは、朗らかで上品な優しい雰囲気の方です
病院の面会時間に毎日必ずいらっしゃってダンさんのそばに座っていました
ダンさんは、奥さんがいる時いつも寝ていました
奥さんが来てから帰るまでずーーーと寝ている
奥さんが帰ると目を覚まして
「お母さん!お母さん!」
と、大きな声で呼んでいました。
奥さんが帰ってから翌日、奥さんが来るまで、夜も朝も寝ないでずーーーっと奥さんを呼んでいる、、、。
ポジは奥さんがいる間にいっぱい話をしたらいいと思って面会中、寝ているダンさんを起こそうとしたことがありましたが起きませんでした・・・
奥さんは
「いいんですよ、寝かせてあげてください」
と言っていました。
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話すでもなく、顔を見るでもなく、ただ傍にいる
奥さんがいる時に寝てしまって勿体ない思ってました
でも、おふたりを毎日見ていて、
奥さんがダンさんの傍にいる時、ダンさんは自宅と同じくらい安らいでいたんだと気が付きました。
家族を看病したり介護したり病気の人を支えるのは大変なことだと思います
先生から悲しい現実を聞いて奥さんが泣いていたこともありました
それでも毎日決まった時間に病院に来て旦那さんに元気な姿を見せていた奥さん
奥さんが来てくれて安心して寝ているダンさん
ポジもいつか旦那さんの人生が終わる時、傍で寄り添いたい
もしポジが先なら、時々会いに来て元気な姿を見せてほしい
傍にいるだけで安らぐ、そんな夫婦になりたいと思いました
続きます